
今日はハロウィン。
魔女にとっては1年間の修行の成果を発表する大切な日。
発表の後はおいしいごちそうや、歌にダンスの楽しいパーティーがあるのです。
三日月の浮かぶ夜空には、パーティー会場に急ぐ魔女たちがほうきにまたがってとんでいきます。
「たいへんもうこんな時間、急いで準備しないとね。」
ハムスター一家のお母さんはちいさな魔女エスターの服装をチェックします。
「あら、靴下に穴が、すぐに縫わないと。」
「さぁさ、子どもたち、エスターに靴を持って来て。」
「はぁ〜い!!」
11匹の子どもたちはちょこちょこと走り回ってお手伝いします。
ハムスターのお父さんはエスターが寒くないように首にストールを巻いてやりました。
エスターは今年、“大きくする魔法”を発表するつもりなのですが、
どうゆうわけか、3回に1回は失敗してしまいます。
エスターは最後にもう一度、魔法をおさらいしようと呪文をとなえました。
「レアナクキオオ」
カボチャのランタンはボワッっと大きくなりました。
「やった〜。上手くいったわ。」
「ギニャ〜!」
突然、大声で叫んだのは、暖炉の前でうとうと居眠りをしていた猫のソックス。
大切なシッポが大きくなったカボチャの下敷きになってしまったのです。
ハムスターの子どもたちはそんなソックスをみてクスクス笑いました。
ソックスはカボチャの下からシッポを助けだすと、笑った子たちを追いかけます。
いつも仲が悪くて、けんかばかりしているのです。
「もうっ、ソックスやめなさい!」
エスターはソックスを捕まえます。
「父さん起きてよ。ほら、また、けんかがはじまったよ。」
「やれやれ、かかわるんじゃないよ。ほおっておきなさい。」
こうもり父さんは見て見ぬふりをしました、こうもり坊やは興味しんしんで見守りました。
最近、アナログで絵をちゃんと描いてなかったのですが、久々に画材を引っ張りだして描きました。
絵を描く時はお話を考えながら描きます。なんとなくこんなイメージです。
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